おいしい思ひ出 2
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きんたろう牛乳
ここんとこ<きんたろう牛乳>飲んでるの。
これ、飲む前から元気でそうなイラストでしょ?
「うまいか?」って?
この牛乳、濃いわけじゃないけど、なんか健やかな感じがしていいのね。
ま、イラストの見た目でそう思ってるのかもしれないけど。
神奈川から静岡にかけて、たくさん牧場あるのよ。
牛肉もおいしい。足柄牛ってすごくうまいよ~!
馬車にのったモッツァレラ
「トマトだけじゃなくて、4月には食べられなくなるから水牛のモッツァレラにしなさ~い」って
おかーさんに言われて、
あ~ はいはい、じゃそれね!
うわっ 中はプルルンモッチリ感でモッツァレラ、うま!
本日のアタリー!
まぐろのタルタル。
魚介と春野菜のフリット。
イワシは1個しかないので誰も何も言わないうちにさっさと3等分に切っちまう。
そら豆うまっ!イカうまっ!あちちっ!海老うまっ!ホタルイカうまっ!
ホワイトアスパラと海老のニョッキ。
ピッツア、今日何にする?
ミックス? きのこ? あ、きのこね。 きのこお願いしま~す。
あ~ おなかいっぱい。
お嬢2人に北海道土産渡すためのお食事会だったの~
つまりお食事会催す理由は何でもいいわけ、私たち。
函館 スナッフルス
東京では絶対頼まないようないろどりのケーキ。
ケースの中で遠目に見ると、白い砂糖衣のように見えるものをじーっと見つめて
(あれは牛乳ゼリーっぽいな)、あえて注文。
お子様向けの味だったらどうしようかしらね、と一抹の不安を感じつつ、
一口食べて「これは正解!」
ほとんど甘さのないミルクの香りと味だけの白いブラマンジュの下に、大ぶりのイチゴ、そしてあっさりと爽やかな、しかしまぎれもなくおいしい生クリーム。その下のイチゴジャムも果実のもつ酸味と甘さ。
何というんでしょうかね~
とにかく東京では絶対に食べられない味、私の好みの、ケーキを出してくれるお店ですね。
函館 Pain屋
狭い店内はいつもお客でいっぱい。あ~ すでにあらかた売れてしまってる…
でも残りものには福があるわよね!
今回はおやつパンを買ってみました。
素朴でおいしそうなパン、120円、とか140円、という値段も嬉しい。
子供たちが学校から帰ってきて
「お母さん!おなかすいたよ~!」
こんなおやつがお皿にのっていたら、笑顔がこぼれることだろう。
若いお母さんだって、値段を気にせず安心でおいしいおやつを子供たちにたっぷり買ってあげられるって…
しあわせなことよね。
私もパクッ!
函館 紫ぜん
ミセス温泉と2人、函館のお昼。
ランチ1,500円、消費税込みで1,575円。お箸で食べる洋食「紫ぜん」で。
函館の風景に溶け込み、うっかりすると見落としそうな店構え。
以前来た時に、1人でも落ち着いていただけたので。
今回は2人なので、入り口近くの個室。
お嬢さんが襖を開けて温かいお料理を運んでくれる。
量が少ないので、ドカッと食べたい人は不向きだけれど、
少しずつ、そして落ち着いて味わえるので、私は嬉しい。
ホタテと海老のテリーヌ。
かすかにニンニクが効いて、ソースはこの後運ばれてくるパンに付けて全部いただく。
決まったコースなので運ばれてくるものを食べればよい。
ほんのり男爵いもの香りのポタージュ。パリパリしていて温かなプチパンにたっぷりのバターを。
真ダラのお料理。お皿もちゃんと温めてある。
牛肉の煮込み。パンをもう1個もらって、2人で半分ずつ、残ったソースをからめて、でちょうどよい。
デザートはパイナップルのシャーベットとチーズケーキ。
コーヒーを飲みながらタバコを喫うと、いや~ 満足!(ここ、タバコ喫えるの~)
お値段も満足! 2人でにっこり! おいしい函館!
アーモンドシン
輸入菓子コーナーなんかによくあるクッキーである。
ベルギー王室御用達 ジュールス・デストルーパーっていうやつ。
<シン>っていうだけあって、やたら薄い。
でも、薄さがカリカリッとおいしい。冷凍した生地を極薄にスライスして焼くのだろう。
1箱くらい夜中に食べたりする。
だからね~あんまり買わないようにしてるのだが…
リンゴが入っているのがあったりして…
けっこう気がつくと家にあるのよね、それってつまり買ってるってことじゃん!
でも家でだけよ。
だってね、これおやつに食べようとしてバッグの中に入れて持っていくと大部分大破してるのね。
すぐ割れちゃって、スプーンですくって食べたほうがいいような状態になるんだよね~
だからわたしは家でだけ、食してるんですけどね。食いすぎか…
能登の滋味
能登空港の小さな土産物売り場にあった。
素朴なラベルに心ひかれたが、「飴か…」
裏には<松波せんべい>と書いてあった。
飴? せんべい?
売り場のお姉さんに「どんなものなんですか?」と聞くと
「おせんべいみたいにポリポリしてるけど飴なんです」という。
買って帰って割ってみると
わずかな力で パリンッ と小気味よく割れて
口に入れて噛むとカリカリと、なんとも心地よい。
歯にベタベタいやらしく付くこともなく、じつに優しい、甘さと感じるか感じないかくらいのほのけさ、かすかな懐かしい黄粉の香り。
ああ… 人間の体が求める、極上の滋味。
2度目に能登に行ったとき、私はタクシーを駆って、かつてはどこの家でも手づくりしたというこの飴を、いまただ1人つくり続けているおばあちゃんに会いに行ったのだ。
能登の伝統の味、500年の歴史の中の60年間、彼女はこの飴を作り続けている。
元祖ボール
うん?? 見たことないものだったの。
<元祖>? <ボール>… なんだろ…
とにかく初めて見て、いや、ちょっとどうなんでしょうね~
でもうまいかも。
で、裏見たらすっごいカロリーでさ、ちょっと引いた。
揚げてあるんだものね、デブの素かもね~ でも買ってみよう。
そしたらうまかったのよ~~~
ちょっと固い丸い表面がカリカリして、そうね、フライビーンズのような固さ。かりん糖とも違ってもっとイキがいい感じ。
飴でコーティングしたのを揚げてあるんでしょうね。
そのカリカリの中にパフッとした感じがあって、それはすぐに消えた後に甘いかけらが口の中に残って、おいしいの。
神戸の人は知ってるもの? 駄菓子に近いのかもしれない。
わたしゃ初体験でした~ 後引くのよね、これ。
気が付くと袋半分食べてるんだよね~ ………
釧路「レフボン」
釧路駅の通路にあるパン屋さんである。
「L'air bon」を「レフボン」とカタカナで書いてあったので、ん?という感じであったのだが、前回、空港行きのバスの発車を待つ間、イートインコーナーで何気なくコーヒーとカツサンドとを買って食べた。
手にとって大きな2切れが280円という安さに驚き、食べておいしかったのでまた驚いた。
今回売られていた最後の1個をギリギリゲット。帰りの飛行機で新妻ちゃんと1切れずつ食べた。
「おいしいね~~~ 安いね~~~」
よく見たら<北海道サンジェルマン>とあった。
若い店長の写真が店に飾られていて「私が責任もって作ります」って書いてある。
「店長さん、中でパン作っているのが見えましたよ」と新妻ちゃん。
寅パン。100円。中にクリームが入っている。
これ、けっこう手が込んでない?
どのパンもほんわか、だけど空気パンじゃなくてしっかりおいしい。
もちろんチェーンのパン屋さんだけど、優しい味わい、そしてお財布にも優しく東京の2~3割安い気がする。
生キャラメルキューブ、150円。
丁寧な仕事ぶりがにじみでていた。
左、もちもちドーナツ50円! 右、オレンジ入りスコーン110円。
「レフボン」、好きだわ~~~。