theoria(テオーリア) まるみの 湯気の向こうに 見えるものを心の眼差しで観想する 小さな旅へのいざない

おいしい思ひ出 4

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銀座<相馬龍>


おいしい思ひ出

久しぶりに来た、夕暮れ時の銀座。
道は変わってないが、建物や店はどんどん変わっている。

その変貌の速度に、おばさんはやや付いていけないのであった。


おいしい思ひ出

ユニクロもあればディオールもある。

もっとも私はどちらにも入らないが。


おいしい思ひ出

30年前に連れて行ってもらった店を思い出し、
あそこ、まだやってるかしら…

ネットで調べたら、なんとまだやっているのであった。

へえ~~~ 
じゃあ、行ってみようか~
〆に出る鮭ご飯がおいしかったんだよね!


おいしい思ひ出

松坂屋のちょっと裏ね。
予約して7時に行ったらだれもいなかった。
そうそう、安っぽくなくて暗め。
記憶どおりよ。

本日水曜日、だれもいないと静かでいいが、
おじさん好みのなかなかいい店なので、潰れてほしくないのよね。


おいしい思ひ出

おまかせでお料理を頼んだら、まず脱皮したばかりで殻が柔らかい海老の赤ちゃんの塩焼きが。

「あ~ 若いみそらでかわいそう!」 と言った舌の根も乾かぬうちに

「いや~ うまい! 殻のチクチク感がぜんぜんない~! 頭も足もヤワヤワ!」
さすが柔らか赤ちゃんね。ぺろっといってしまいました。

おいしい思ひ出

三河湾のアサリは、シッコシコで大きくて味わい深い。
だしが濃厚で、このスープをちょこっと飲みつつお酒飲んでも、これが合うの。

おいしい思ひ出

メインは鮭、銀聖のお刺身。
この店は鮭児を出すので有名なのだが、いくらなんでもそんな高いものは食べなくてもいいのだ。

トロ、酢で〆たもの、まったりトロリンとした白子。

おいしい思ひ出

「お口代わりに」と、山芋の味噌漬け。

柚子の香りでさっぱり、ポリポリと。

おいしい思ひ出

青竹、店内で鋸でギコギコひいて、その出来立ての筒に日本酒を入れて出してくれる。
<亀齢(きれい)>という日本酒で、ぐい飲みも青竹で作ってくれて、
それに入れて香りを味わい、なんともまろやかになったお酒を味わう。

おいしい思ひ出

マテ貝の塩焼き。
貝にとても甘さがあって、ああ…もう海にも春が来たんだなあ…

おいしい思ひ出

会社帰りらしき若者が4~5人入ってきてちょっとホッとする。
その後外国人を接待するおじさんのグループもご来店で、やっと活気が出てきた。

おいしい思ひ出

串揚げは、揚げたての熱々にレモンと塩を振りかけいただく。
たいへんあっさりと、衣も薄くてしつこくなく、魚介類がおいしい。

おいしい思ひ出

海老だよ~ん。

おいしい思ひ出

「もう1品なにか」と言ったら

「鯵の〆たのどう?」  あ、鯵ね、いいわね。

鮭と全然違う旨さ。わさびをちょこっと、醤油は付けない。

この食べ方だと、鯵とわさびのそれぞれの味が際立ち、かつそれらが口の中で渾然として旨い。

おいしい思ひ出

最後に鮭でだしを取ったお吸い物と、鮭ご飯。

30年前に連れて来てくれた人が、ほとんど酒を飲まないそのときの私に、
このご飯をまず頼んでくれたのである。その感動的な味の思い出が甦った。

おいしい思ひ出

まず、ご飯がとっても旨いのよ。

ご飯の上に脂ののった鮭のほぐしがのってて、
竹の容器ごと焼いてるのね。

ちょっと燻製のような香りと相俟って、焼いた鮭がとても旨くて、
もう夢中になって無言で食べました~。

日本人でよかった~ こーんなに旨い鮭ご飯!! 幸せであった。







<いも恋>

おいしい思ひ出

これが噂の! <いも恋>で~す!
だれも噂してないか…  噂してるのは私だけ~

連泊のお昼に必携なのだ~

買うときに「温めてお召し上がりください」って言われるが、温めなくても十分においしい。

おいしい思ひ出

この分厚い芋が、温泉連泊のエネルギーになるのだ~!
いつ食べても、うまいわ~(^^)v







<和吉>の豆カン

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蜜をいろいろ選べるのね。
黒蜜、白蜜、中間の蜜だけじゃなくて、ほうじ茶蜜とか抹茶蜜とかあるの。

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ほうじ茶蜜にしてみました。
あら! とってもほうじ茶の香りがする!

寒天、柔らかめで小さめ。赤エンドウもほど良い柔らかさ。

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食べた後にほうじ茶のこうばしい苦みが口に広がって、
ちょっと目先が変わっていて、なかなかおいしかった。

でも私にとっては、やっぱりオーソドックスな黒蜜の豆カンが王道ですね~

というのが食後の感想です。







<English Teahouse Pekoe>と<カフェ ローズマリー>

おいしい思ひ出

「連休中はお天気よさそうよ、どっかお散歩に行く?」ってかげろう姫にメールしたら
速攻で「明日行こう! コースはおまかせ」って返ってきた。

よっぽど暇だったのかしらね~。私はちょうど西日暮里までパンの買い出しに行こうと…

では、西日暮里・谷中・千駄木・根津コースで、上野公園を通って湯島あたりでご飯食べるか。

おいしい思ひ出

西日暮里で待ち合わせ、まず <ianak!>でパンの買い出しにいそしみ、いい匂いに誘われて思わず歩きながらかじる。

おいしい思ひ出

谷中銀座に入るとうじゃっと人がいるので裏道へ。
裏道は静か、日差しは暑いくらいでお散歩日和。

おいしい思ひ出

あの店、今日開いているかな…

おいしい思ひ出

あ、開いてる。
最近雑誌なんかに「古民家を喫茶店に」とか書いてあるやつよ。
「古民家」って違うんじゃないか?  まあ若い人には<古>かもね~
お嬢様のまま年取ったかげろうに姫にも、私にも、こういった家はふつーの民家に思えるけどさ。


おいしい思ひ出

上がりかまちから靴のまま上がれるようにしてある。
かげろう姫、喜ぶ。
30年くらい前に京都なんかで民家や蔵をそのまま喫茶店にするのがはやったけど、
このへんはここ10年くらいでこういう店がたくさんできた。


おいしい思ひ出

いや、紅茶はおいしいのよ。
650円でも2杯以上飲めるし、濃くなった紅茶を割るお湯も出してくれる。
ポットにかぶせる可愛いティーコゼーも添えてくれるし。

おいしい思ひ出

自家製のスコーンもきちんと焼いている。
イギリスの生活をした経験がおありなんでしょう。

おいしい思ひ出

そして… 隅では乙女が本を読んでいるの。

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東京の住宅事情ゆえにちょっとせせこましいが、散歩の途中にはちょうどいい。

私は30年くらい前なら気に入って通ったかもしれないが、最近は5年に1度くらいでよい。

なんというか~ えーっとね…


おいしい思ひ出

うん…  この手は最近ちょっと鼻につく。

ふつーの喫茶店で、広々してて静かで、コーヒーがうまいとこが好き。
ないけどね~ というかなくなっちゃったよね~ そういう喫茶店。
ってな会話をかげろう姫とするんだよね~
「そういえば神保町のあの喫茶店、この前行ったらなくなってたのよ」
「あら~ そうなの。本郷のあそこは代替わりしてるよ」
「えーっ 知らなかった!」
とかね。


上野公園芸大あたりで、タバコすってるおじさんの付近に腰掛けて2人で携帯灰皿で喫煙。
いい天気ね~

おいしい思ひ出






動物園の脇を通り精養軒の前を通って伊豆栄のほうから坂を下って不忍の池に出る。


おいしい思ひ出


おいしい思ひ出


leftr,おいしい思ひ出







池のほとりで焼きそば食べている父子の頭上には
満開の八重桜。


おいしい思ひ出


おいしい思ひ出

かげろう姫、うつむいて<そそそそそそっ>ととんでもない方向に歩く人なので、
時々でかい声で「こっちだよ!こっちー!!」と叫んで軌道修正させる。

うつむいて歩くのは、あんまり好きじゃない人とすれ違っても目が合わないからなんだそうな。
隠遁の術。

なにゆえ神田明神に向かったかといえば、禁煙のレストランに入る前に
あそこで煙など出してからにしませうね。ってね。

おいしい思ひ出

とにかく小鳥のように啄ばむお食事しかしないから、夕食選びに、私は悩んだ。
ドカッと出てくると、それだけでもうちょっと引いちゃうのね。

どこにしようか考えて、あ、ここなら量が少なくてちょうどいいかな。
料理もまあまあだったし。

おいしい思ひ出

<カフェ ローズマリー>っていうんだけど、カフェじゃなくてレストランね。

フランスパンにパテ。これ2人分。
ワインは900円のグラスのシャブリを頼みました。
ワインの量もハーフって感じで50ml くらいか。


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オードブルもこぢんまりよ。右下は熱いエスカルゴ。

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ポタージュは玉ねぎの甘さがおいしい。量はこれもハーフって感じ。

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こちらはかげろう姫が頼んだ「岩手 真木沢ポークハムのソテー」
これでも「多いから」って1切れ私にくれました~

塩加減がほどよく、オレンジと合っていておいしい。


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こちらは私が頼んだ魚料理。スズキ。
魚はおいしかったが下の芋がちょっと固すぎ。


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デザートは選べて、2人ともクリームブリュレに。
これはけっこう量があってなかなかよかった。


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でもってコーヒーね。まずまず。
このコース、3,700円。

がっつり食べる人は不向きね。かげろう姫、残さず食べられて、
かつ連休中でも静かで落ちつけて、満足されたようです。よかったよかった。


おいしい思ひ出

外に出て、風が心地よい夜道をお茶ノ水まで歩き、本日のお散歩は終了。

家に帰ると「充実した1日だった~」とメールが来たのでありました。







長野産のアンズのシロップで

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ゼリーを作りました。ほら、うまそ~! アンズはもう食べちゃったんです。
残ったシロップだけではいくらなんでも足りなかったので、紅茶と生クリームを入れて、ゆる~いプルルン系にしてアイスクリームとゴールドキウイをトッピングね。

おいしい思ひ出

猫に「うまそーだろ~ あげないよ~」

ちょっとクンクンしたのち
「いらないやーい」

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あ~っ 甘さと酸味がちょうどいい! 我ながら上出来。
かすかにアンズの香りもするし。あのアンズ、もっと買ってくればよかった… 

と、ちょっと後悔したのであります。








西日暮里 <ianak!>

おいしい思ひ出

西日暮里「ianak!」でパンの買い出し!


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ブクロのデパ地下でそこそこ名の知れた、というかまあ一応名の通ったパン屋で買うわけよ。
まずくはないけど… パン3個買って1,000円札が消える。

なんか変じゃない?
何で320円のデニッシュを押し頂いて食べにゃならんのか。
けっこう頭にきてたのよね~ 特に北海道の安くておいしいパンを食べちゃってからはね~

東京にだって、リーズナブルでおいしいパンを作る人が絶対いるはず!
って思って、家からそんなに遠くないとこでいいパン屋ないかー
とネットで探しまくって、しばらく前に見つけたの、ここ。

初めて来たときは雨の夕方で、もう売れちゃってほとんど残っていなかったんだけど、買って帰って食べた食パンもフランスパンもカレーパンも安くておいしかったの。

おいしい思ひ出

本日は色々買い込んでみよう!と勇んでやって来たので~す。
あ、大変大変! もうかなり売れてしまってる!

おいしい思ひ出






ianak ってなんだろう?と思ったのですが
kanai さんが作ってるんでしょうね。


おいしい思ひ出



ほ~れ、見たんさい、このおいしそうなパン!
これで1,200円よ!!!

紀ノ国屋もカイザーもドンクもバーンもなんだっけあの東武の地下にできた山崎パンがやってる高いパン屋も、いや山崎パンじゃなかったか? どこでもいいが、みょーに高いパン屋たちが、
かーすーむーわーーー。


おいしい思ひ出

あ、左上のソーセージが入ったパンは、おまけにくれたパンなのです。だから、それ以外7個で1,200円。
それでも安いでしょ?

おいしい思ひ出


おいしい思ひ出

気前よく大きな栗が載ってる。下にマロンペーストがたっぷり入っていて、洋酒の香りとしっかりメリハリのある甘さ、大きさに思わず顔がほころぶのね。

おいしい思ひ出

ユニークな、蓮根とひよこ豆の入ったカレーパン。
シャキシャキ、ショリショリの蓮根の歯触り、ころんとしたひよこ豆のちょっとやさしい甘さと食感もよく、そのあとにけっこうパンチの効いたカレーが爽やかに旨いの~~

おいしい思ひ出

たいへんシンプル。このパン屋さんの自信の表れか。とも思える味。
フランスパンのおいしさがよく伝わってくる。とんがった両端は堅めでパリッと、食べていると口の中でもっちりと、そこにチョコレートが溶けてからまる。

おいしい思ひ出

こういうデニッシュ、好きなのよ。
小豆とさつま芋の下には、かなり濃い抹茶クリームたっぷり。
むふふっ…

どれもこの店だけのオリジナリティが光る。
味もとっても研究している感じで、なによりこの値段は嬉しい。

ほら、東京の西日暮里ってかなりマイナーな土地だけど、
こんなにいいパン屋さんがあるのよ!









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