その5
<その5>
クマムシさん
池袋、西武デパのはずれの明治通り沿いにある大型書店「ジュンク堂」に行こうと思って
ハッ そうだ、カメラ持っていこう! 例のメガネ屋撮ってこよっと!
ジュンク堂に来るたびに
「あ! カメラ持ってくるんだったな……」と思うの、ジュンク堂の先のあづま通りにあるこの店のことを思い出して。
だってね~ すごいんですもん。
とってもね~ すごいんですもん。
見とれてしまいますわ~
買ったことはないんですけどね~
へえ~
はあ~ いつも店内しばし散策。
この界隈は、予備校があったりしもた屋をイタリアンやフレンチの店にしたり、
若者が好きそうなカフェにしたり、となかなか面白いところなのね。
うちのほうとちょっと違う元気なところなんです。
ここはコインランドリーよ。ランドリールーム「きかんぼう」
名前があるのよ、以前のサテンのなごりか。
2層式の洗濯機が置いてあって、中で漫画読みながら待ってるおじさんがいたわ。
あ、なんでジュンク堂にいったかといえばですね、
「クマムシさん手拭い」を買いに行ってきたんですよ。
手拭いにクマムシさん、って書いてあるの、ちょっとダサいわね。
でも可愛いから許す。
最近<ミドリムシ>と並び称される<クマムシ>
現在パリ大学で<クマムシ>の地味な研究を続けていらっしゃる堀川大樹さんが
研究の資金の足しにと、キャラクター&キャラクターグッズを作って、
この手拭いもその一つらしい。
というのを何かのはずみで(何のはずみか全然覚えてないんだけど)知って、
ジュンク堂にも置いてあるという1,260円也の手拭いを買ってきたのです。
堀川さんの直筆のサインと、クマムシシール2枚付き。
これが堀川さんの直筆のサインだそうです。
むきゅん… クマムシなう クマムシさん
最近の若い研究者ってばさ~ こうなのね~
物流業界
三香温泉の三上さんお手製のごぼう茶をいただいたら、すごく美味しかった。
香ばしくてふわっとごぼうのかおりがする。
「簡単ですよ、ピーラーで削って2~3時間日に当てて、フライパンで乾煎りすればいいんですから」と三上さん。
からだにいいから、とかいう発想でなく、なんとなくおいしいから作って飲んでました。
そしたらね、気がついたらちょー快便!!!
朝、牛乳飲んで頑張らなくてもするっとね~~~出るのよ~~~
だけどクリーンでお日様たっぷりの三香温泉と違って、
ブクロの我が家で日に当てる、というのは簡単じゃないのね。
まず天気の良さそうな休日を選んでから、ピーラーでせっせとごぼうを削ったのち
屋外に出すなんてもってのほかなので、
床に置くと時々猫がまたいで通ったりするから「毛、落とさんように!」とどなりつつ、
移動していく日差しが十分に当たるように移動させつつ、
いつ曇るかわからないから上下を入れ替えてできるだけ乾燥させて。
一日がかり。
おまけに出来上がって飲んでみるとごぼうに当たり外れがあるらしく、おいしいと感じるものと、
香りが全然せんわいね、というものとがある。
とどのつまりごぼうの味がいいものじゃないとダメってことで。
東京では運を天に任せるしかないわね。
あ、このピーラー、いけてますよ。
小さいけど優れものよ。
切れ味も変わらないし、自分の手加減でいろいろピールできて。
しかしこれをアマゾンで頼んで、やってきた時のダンボールがすごかったね~
縦30cm、横40cm、高さ20cmくらいのダンボール、一瞬いったい何が入ってるの?
と思ったけど。
開けてみるとプチプチクッションに包まれた15cmくらいのプラスティックパッケージに入ったこのピーラーちゃんでした。
もちろんアマゾンのダンボールはリサイクル可能でっせ。
しかしさ~
リサイクル可能などでかいダンボールで送ってくるより、
ピーラーの大きさに見合った封筒で送ってきたほうがはるかにエコざんしょ?
雪
反省
なんかちょっと甘いもの食べたいな~
和菓子系のものがいいな。
冷凍庫をかき回していたら、
あ!! 見っけ見っけ!ラップにくるんだ温泉饅頭見っけ!
ちょっとひしゃげてるけど、早速レンジで温めて
湯気ホヤホヤしたのを取り出すと
んん?
なーんかヘンなんですけど。これ、なんのにおい?
<さつま揚げ>だった……
小腹がすいたのでお餅を食べようと、
冷凍庫にある白い四角いお餅をレンジで解凍したら
は? ……そり返ってる……
湯気が出てる<イカ>だった……
最近の冷食は美味しくなっているので、
たまに「横浜あんかけそば」とか買ってきて野菜や肉を足して食べたりするのね。
でもって、あ、確か焼き豚の残りが冷凍庫にあったはず。
あれ入れたら豪華じゃ~ん!
冷凍庫から取り出してレンジに。
うひょー!!
ラップの中身が変形してるんですけど……
恐る恐るラップをはがすと、正体不明の黒いものが湯気立ててた。
箸で突つくもわからず。
思い切って箸の先に付いたのを舐めてみると……
あ~~~
これはもしかして<干し柿>……?
たまには冷凍庫の整理をしましょう。
深く反省。
ボケ?
キャベツを細かく切った。
ニンジンも細かいサイコロに切った。
玉ねぎも細かいサイコロに切った。
セロリも刻んだ。
つまりね、私は………あれ? 何ていうんだっけ?
ま、いいや。
ベーコンの塊を小さなサイコロに切った。
おじゃがもおなじように切った。
トマトの缶詰も開けて、小さく切った。
それらを全部入れてスープをたっぷり。
つまりこれは……あれ?? 名前が出てこないわよ。
んん? 何で出てこないんだ?
クツクツ煮て、茹でた小さなシェルマカロニも入れた。
再びクツクツして、食べたの。
おいしかった。
そして名前が出てこなかった………
なんだったっけな~ ヤダな~ ボケの始まりかな~
「あ」の行から思い出そうと努力すべきなのであろうか。涙。
全部食べて鍋がカラになっても出てこなかったの。サメザメ。
そしてさっき思い出した。
「ミネストローネ」 あ~ ヤダねーーーー
重ね着
りゃっ! お召しになってるのは私のセーター ……
「あったか~い」 そりゃそうでしょ! 毛皮の上に羊の毛!!!
「なんか文句でも?」 あー。 えーっと。 つまり毛が付くんですよね。
「ほっこりしてなごむ」 うーん。 毛が付いても保護色だし。しょうがないかね。
「ぶつぶつ言わんように」 はい。
童謡
私は寒いとこが好きなんだけどさ、手足はとんでもなく冷えるのね。
先日来寒かったけど暖房機出さずに頑張ってたのよ、東京電力にはできればビタ一文払いたくない!って気分で。
ネットで羽毛入りの室内ばきをお取り寄せしてみました~
なかなかいいです。フカフカしてて、足元ほんわりとします。
人に見られるのはちょー恥ずかしい代物で、でかいリボンは取っ払いたかったのだが、
これがまたガッチリミシンで縫い付けてあるの。
宅急便のおにいさんに見られるくらいだから、ま、いっかね。
先日、これを履いてラグの上に置いた電気あんかで足元を温めながらうちの白いメス猫を引っ張り上げてその体温であったまりながら、
暇だから彼女の足をつかんで、
「ソソラ ソラソラ ウッサギのダンス~
タラッタラッタラッタラッタラッタラッタラ~
足で蹴り蹴りピョッコピョッコ踊る~
耳に鉢巻ラッタラッタラッタラ~」と歌いながら踊らせてみた。
だんだん迷惑そうな顔になり、最後はううっと声を出し不満げでしたが。
その後ベッドに入ったが、私はたいへん寝つきが悪い。
そしてさっきの童謡「ウサギのダンス」をなんとなく思い出していたのね。
もちろん、この場合のウサギは戯画化された、イラストのミッフィーみたいなウサギであろう。
そのウサギがハチマキしてピョコピョコ踊る姿が浮かんできたのだが、
あいや、ちょっと待て。 「耳に鉢巻」って、どういう状態?
鉢巻は<お鉢>
頭の鉢、つまり額から後頭部を1周して巻くから鉢巻だけど、
耳に鉢巻?? 単に鉢巻ではなく、耳に?
これって耳を縛ること?
どこ縛るのよ、ウサギの耳の付け根?
耳の中間?
耳のトップ?
えー!? どこ? えー!? なにこれ!
ぜーんぜん可愛くないじゃん。
……… 寝られなかった。
この作詞は野口雨情だそうです。
一昨日、風邪気味で葛根湯を飲んで、足をあっためながら今度は雄猫をおなかに引っ張り上げて
彼の尻尾を振り回しながらなんとなく
「柱のきいずはおととしの~五月五日のせいくらべ~」と歌い、その後ベッドに入った。
寝ながら
「チマキ食べ食べ兄さんが~
はかあってくれた背のたあけ~
きいのおくらべえりゃなんのこおと~
やあっとはおりのひものおたあけ~」 安らかに眠りにつくはずだったのだ。
しかし葛根湯のせいか手足の先がすごくほてり、かけ布団から出さないといてもたってもいられないような状態になった。
この作詞家には兄弟がいたんだろな、きっと。
端午の節句には母親が作ったちまきを食べたのであろう。
羽織。まだ和装が一般的だった頃。この少年はきっと黒い足袋を履いていたことだろう。
一昨年は羽織の紐の丈の背丈。
羽織の紐の位置って…… 身長の半分くらいか?
え?
2年で身長、2倍に?
ガーーーーン…… まさかね。羽織の紐の長さってこと? どうなんでしょね~
やだね~ 目がさえちゃった。
手足のほてりは治まらず、私はその日も全然眠ることができなかった。
ちなみに「背くらべ」の作詞家は海野厚、郷里は静岡、どおりで歌詞の2番には富士山が出てくる。
年の離れた弟がいて可愛がり、28歳で夭折したそうである。
「羽織の紐の丈」に関しては、諸説あるらしい。
××虫
やっと南京虫に刺されたあとも消えて (2年かかりました~ シクシク)
最近は「九州」という文字を見ても、ぞわっとしなくなってきたの。
九州、そろそろまた行ってみようかな~
などと考え出した今日この頃。
そしたらNHKの番組で≪南京虫特集≫をやっるつーので、
まあ、敵を知らねば、ってことでややゾワゾワするが頑張って見たのね。
いやはや!! 世界的にえらいこっちゃ!って状況になってたんですね。
ほとんどの殺虫剤に耐性がある、ちょー元気な<スーパー南京虫>が世の中を席巻しているらしい。
戦後すぐに日本に上陸したやつは殺虫剤が効いて駆逐されたけど、
近年アフリカ、中近東あたりで大量に殺虫剤をかけられても生き残って耐性ができた〈スーパー〉なのがアメリカに上陸。そやつらは遺伝子まで変化させちゃっていて、暴れまくっているらしい……
日本はアメリカの4~5年前の状況で、これから大発生する予兆なんですとさ!
あの時刺された私は…… ハシリだったわけですよ。
〈スーパー南京虫〉に効く殺虫剤を開発しても、
それに耐性のある〈ハイパー南京虫〉が出現するだろうから、イタチごっこさっ。
アメリカでは薬剤を使わずにおいと温度でおびき出し、粘着シートでキャッチ、という
ゴキブリホイホイタイプの捕獲装置も開発されて、それをアピールするおじさんが
「たくさん獲れますよ~」って言ってたよ。
(捕獲シートにやつらがたくさん付いてた…… そんなもん、見たくねーーー!)
自宅で大発生して刺された女性の腕と足の写真を見て、
ひえーーー あたしのなんて、まだ序の口だったのね!
あの痒さを思い出して
身悶え! ゾワゾワ通り越して総毛立ち!
いや~
南は九州、北は北海道からも〈ヘンな虫発見〉
情報ありで、怖いよーーー
私は九州アレルギー再発しちまったわ。
どこかで刺されるか、はたまたお持ち帰りで自宅にご招待しちゃうか。
みなさん、ご注意くださいね~ (だけどさ、どう注意すればいいの???)
瓶洗いブラシもどき
<Before>
<After>
つまりね、何か異なるものを発見してゾワ~ッとなると、シッポだけ鳥肌立っちゃうんですね。
鳥じゃないから猫肌か。
3倍くらいに膨らんじゃってね~ 瓶洗いブラシ状態なの。
ふっふっふ~ いと面白し。
何がそんなにゾワ~ッとなるんだか分からないんですけどね。
この時は、どうやら窓の外の金属の煙突に車のヘッドライトがチラチラしているのを見て、
ゾワゾワしたらしい。
いつ起こるか分からないのよ、これがまた。
半年に一度くらいこんな現象を目撃。くっくっく~
これはおばあちゃん猫だけですね。
雄猫はこんなふうになるのは見たことないの。
もっと貴重な面白いことはね、
彼女はちょービックリすると、逆毛を立てて40cmくらい垂直にビョッ と飛び上がるの。
これは2年に1回しか見られないんだけどさ、
これね、笑っちゃう!!
ただし何に驚いたかはたいがい不明。
最近はデブになったので、飛び上がるのが低くなる傾向にあり、やや残念である。
だってこれが好き
クキッ クキッ って、鼻にシワ寄せて何やってんだよ~ お前は!!!
安いけどシルクだから噛みつくな!!!
クッキッキ クキッ クキッ
あ~ 勘弁しておくんなさいよ~ 穴あけるんじゃないよ!
何なの? え? じっと見上げて見つめるその目は、水?
いや~ 人遣いのあらい猫め。
はいはい、蛇口ひねるのね。
ちゃぴちゃぴちゃぴちゃぴ と、いつまで飲んでるんでしょうか。
じっとおそばに佇んで待っているわたくし。
飲み終わると横になって プファー っと溜め息をついて目をつぶります。
方や風呂場のドアを開けるやいなや飛び込んできて
お湯! お湯飲まして、お湯! と、風呂場でぬるま湯を飲むのがこれまた格別らしい。
ただのお湯なのに、飛びっきりの甘露に思えるらしいんだよね。
嗜好ってずいぶん違うのね。
プロ
蝿たたき欲しい!
いんや、うちで蝿が発生してるわけじゃないの、誤解せんようにね。
窓開けてると入ってくるのよね~
暑いから猫も追いかけないしさ。
<五月蝿い>の。
どこに売ってるかな~ あ、思い出した! 「あんぱちや」だ!
雑貨屋さんね。
最近こういう店が減ったよね。
都内の、都心ではなく周辺で見かける店名である。
「あんぱちや」 だいたい雑貨屋である。
恐らく元を辿ればそれぞれの店が親戚関係とか地域の共同体の結びつきがあり、
岐阜の安八市の出身なんだろう。
「蝿たた……」 (き、ください。という前に)
すでにおばさんの手には蝿たたきが握られていた。
「105円!」
いやはや、素早い!
このこまごました雑貨の位置と内容、しっかり把握できている。
「うーん。なんかプロだよね」
ハリー・ポッターもきっと感涙の竹ぼうきディスプレイ。
ずーっと<十階建仮建物>と書いてあるんですよね。
何十階建てだか知らんが、えっらく高いのが目の前に建ちつつあるし
このへんでバーンとプロの雑貨屋ビルにして存在を主張してほしいものである。
プロってばさ、
ブクロの数少ない文房具屋さんのおにいさんもすごいんだよ!
いつか小さな手帳に合う長さのボールペンの、つまり普通のよりかなり短いんだけど
その先端がどうにかなってインクが出なくなっちゃったのね。
で、それを持って替え芯買いに行ったんだけど。
ひと目見るなり
「あ~ これはもう廃番になっていますね」
(え? これ、買ってそんなに経ってないんだけどな、なんかもったいなくてちょっと悔しい!)
そしたらそばにいた別のおにいさんに、
「棚の2段目の一番右にある箱持ってきて」ってなことを言い、
持ってきた箱の中から選んだ替え芯を入れてみて
「あ、これが合いますね、書き味は違うけど、これでいいですか?」
もち! いいですとも!
私はお兄さんの手元と、そして顔をうっとり見つめたのである。
プロだね~~~
東急ハンズの店員には、こういう人いないよ~
一生もの
用事があって荻窪の駅前、歩きながら角の金物屋を何気なくのぞいたら!
ああー!!!
金色に輝く、お玉があった~~~~
思わず飛び込んで「これこれ、これください」って言ったらおじさんが
「コーティングしてあるからすごく長持ちますよ」
私は、そういえばこれをずっと探していたのであった。250円也。
なぜってね、今風のオシャレでお高いレードルとかいうヤツって、
大きすぎたり、柄の角度が感じ悪かったり、変形で楕円ってのもあったりするけど、
どれもやたら使いにくいのよ。
味噌汁しゃくうのに、シリコンのピンクのレードルってのも、どうかと思うんだよね~
日本人はやっぱり<お玉>よねっ
家に帰って、レードル3本、燃えないゴミのポリバケツに放り込んだ。
店のおじさんは長持ちするって言ったな~
平均寿命まで私が生きたとするして、このお玉は死ぬまで十分持つだろう。
ああ…… 一生ものを買った喜び。
引越しする時には家財道具全部捨てても、このお玉は持っていこう。
留守電
朝8時35分に固定電話が鳴った。
最近は固定電話は取らない。知り合いはほとんど携帯にかけてくるので、固定にかけてくるのはほぼ、ヘンな勧誘とかのみだから。
返事がほしい人は留守電に入れるので、その声を聞いてから電話を取ることにしている。
メッセージが流れて、録音モードになった。
「おかあさんだげど……」
(おかあさん?)
私は一瞬あら手の振り込めサギかと思った!
(おかあさんだけど、急に入院したので振り込みを…… とか?)
「おかあさんだげど…… きゅうりできとるわね、きゃべつも。」
(きゅうり? きゃべつ?)
「きゃべつもできとる。
どがんなんかな? …… 調子は……」
しばらく沈黙があって、プツッと切れた。
起きぬけでボーっとしていた私は、
とっさに受話器を取って間違い電話であることを告げられなかった。
出勤前の息子か娘に、採れたてのキュウリやキャベツを送ってやろうという母。
「どがんなんかな? 調子は」と控えめな気遣いを込めて。
また明日間違えずにかけてやってください。
電話機のそばにあった Brian Eno の “APOLLO" が目にとまり、
私は何年か振りでこのCDをかけた。
ありえる
えーっ うっそー! ありえなーい!!!
いま替えたばかりの布団カバーなのに!!!
洗濯したて!
コロコロで毛も取って!
今夜はスッキリ寝る私の掛け布団を毛だらけの敷布団にしやがって
もうーーーうっ
おまけにこんなに弛緩してていいのかっーーー!!!
音たてても起きもしないで!!!
ベッドの脇を通ってもピクリともしないで!!!
あーあ……
しっかり抱き合っちゃってさ。
こんな顔を見るとね……
もうなんでもありえます。はい。
fate
去年は桜どころではなかった。
いつ咲いていつ散ったかもよく覚えていない。
今年はしっかり見ましたよ~
たまたま行った仕事先の播磨坂は桜並木が美しい。
けっこうおつにすましてる文京区だしね。
酔っ払いもいないわけよ。
そろそろ葉桜になっていた。
今日は花ちらしの雨と風で、これで終わりかな。
「あと何回見られるか…」ってのはやめようと思う。
月並みだしね。
見られるだけ見て、
で、それでいいんじゃない?
ウラウラ
昨日はドローンとして顔も洗わずに寝てしまった・・・
今日はね~
パッチリ目が覚めて、気温がやたら高いのに片頭痛もおきずにスッキリ。
医者変えたのよ。
このところ薬ばっか飲んでるからちょっと何とかしたいな~
今までの医者、べつに名医でもないし
近所の医者に変えてみるか、と思って。
新しい医者に相談したら
「では片頭痛の予防薬を飲んでみてください」
「予防薬? そんなのがあるんですか?」
「最近は片頭痛の薬が進歩してます」 だって。
どうやら今まで行っていた医者は、進歩を知らなかったらしいのね。
そしたらなんかいいみたい。
飲み始めてすぐは、起きぬけがやや不安だったが、
2日目くらいから調子いいみたいよっ。
爽やかな青空~
日差しが輝いてる~
豊島税務署から還付金入金のお知らせも来た~
ば~ん~ざ~い~
お友達の猫もウラウラしてる~
こんな日もある~
あれから1年
「小さな地震がたくさんおきるようになると
大きな地震もたくさんおきるようになり
そしてその挙句巨大な地震も起きる頻度が増します」
3月10日は、テレビをできるだか見ないようにしても
チラッとつけた瞬間そんなことを言っているのよね~
「首都直下型地震は、必ずおきます」
あ~
そしてあの津波の映像も、また何度も見る羽目となる。
<津波の映像を流します>という字幕入りで。
うううっ …………
そのうちおなかが痛くなってトイレに飛び込む。
持ち直したころ、また痛くなってトイレに。
そんなことを繰り返してしまいました。
3月11日。震災から1年。
1年前、寒かったあの日、ブクロに向かって、
ふだんは人通りのない雑司が谷墓地の脇の道を、私は道路から溢れた人々と共にモクモクと懸命に歩いた。
自宅から歩いて1時間の距離で仕事をしていたことはラッキー以外の何物でもなかった。
あの日、家に帰りついて茫然と見たテレビの映像よりも、
飛行機の窓から見下ろした三陸の、
えぐれて茶色になった風景をこの目で見たときに、
私の心は本当に張り裂けそうになった。
震災直後からの時間を経て、心の中にジワジワと黒いシミのようなものが広がっていったんだなあ と思う。
神経性の下痢なんかにめげてはいけない!
頑張ってお外に買い物ー!
ブクロ、今日もふつーよ。
揺れなければね。
ゴミ( 資源? )
デパ地下で。
冷たい惣菜と、温かな(といってもフライのようにややあったかいかな?くらいの)惣菜と、
そして弁当風のものを買ったとする。
おねーさんの手元を監視して
冷たい惣菜をビニールでくるんで保冷剤を載せようとしたら素早く
「あ!保冷剤要りません」
弁当もビニールで包もうとするから
「あ!包まなくていいです」
箸を入れようとするから
「箸、要りません」
おしぼりも入れようとするから
「おしぼり要りません」
温かめの惣菜をビニールにくるんだ後、
弁当+冷たい惣菜の袋とは別の袋に入れようとするので
「あ、一緒に入れちゃっていいです」
一緒にするのをためらって小さな紙袋に入れてからにしようとするのを
「紙袋要りません」
最後に1袋のビニール袋を手渡されながら(私が3袋くらい提げているのを見て)
「おまとめ用の手提げの紙袋を…」
「紙袋、要りません」
お釣りを貰う時にバカでかいレシートを渡そうとするのを
「レシート、要りません」
でやっと終了。
これね、元気な時はできるのよ。
疲れてて口もきけないような時にはね~
帰ってからゴミだらけとなる。
中身よりゴミ多し。
ケイレン
私は憂鬱な気持ちで都営地下鉄大江戸線に乗って座っていた。
昼過ぎの大江戸線はすいていて、人がまばらに座っている。
みんな概ね目をつぶっていたりする。
こんなことではいけない、今から元気に仕事せねば! っと思って自分を励ましていたのね。
そしたら
斜め前の隅の席に座った20歳前後の若い男の子が俯いて体を震わせた。
?
何だろう、体の具合でも悪いのか?
すぐに収まったがので気にしないことにした。
しばらくしたらまた前かがみになって激しく体を震わせた。
え? てんかんかなにかの発作では? どうしよう…… 大丈夫かしら……
ケイレンはますますひどくなり、私は慌てた。周りはみんな目をつぶっている。
見ていると頭が腿にくっつきそうなくらい体が前のめりになり…
私は決心し立ち上がろうとしたその瞬間、彼がこっちを見た。
そのとき初めてわかったのね。
ヤツは小型ゲーム機を膝に置いて耳にイヤホンをしてゲームをしてて、笑い声を出さないように必死で身もだえしていたのよ。
地下鉄が新御徒町で止まると、大きく溜め息をついて降りていった。
ったくー!!!
溜め息つきたいのはこっちだよ!!!
私は仕事以前にくたびれてしまったの~
本日のスカイツリーは雨に煙っています。
うんこビルも見えます。
わたしゃ本日も橋を渡ってお仕事です。
巣鴨地蔵通り
老人の原宿、巣鴨地蔵通りにちょっと用事があって行ったの。
今日は寒いからね~ 老人は寒さに弱い。あまり歩いていない。
なかには賑やかに闊歩しているおばあちゃんの集団もいるけど。
こういうところには、おじいちゃんの集団はいないわね。
ふわあ~!!
何気なく上を見たらー!!!
なにこれー すごいじゃーーーん!!!
Hair Salon って… ここでか??
どんなHair Salonなのじゃ…
老人向きじゃないことは確かだわね。老人は足元を見て歩くから、この看板見ないもん。
ここで商売成り立つのかしらね、と要らぬ心配をした巣鴨地蔵通りでありましたっ。
ことほぎ
あら、むくっと起きてこっち見ましたよ。
はいいっ?? なんかお呼びで??
大股開きの末広がり、今年もよろしくってことですかね。
あ、はいはい、おめでっとさん!
あのね、新年早々食っちゃ寝てひなたぼっこでこの世の春でしょうけどね~
もう年なんだからさ~
それ以上体重増やさないよーにねっ!