厚岸 ホテル五味

(2010年9月2日 2人泊 @8,400円 )






厚岸 ホテル五味





さあ、今回は新妻ちゃんと別寒辺牛湿原でカヌー、
そして温泉です!


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台風の崩れたのが低気圧となり、北海道を横切るみたい。

新妻ちゃんに

「今回の天候は  <今日は夜までお天気で厚岸の散歩。明日の朝10時からのカヌーは絶対日焼けはいやなので曇天、もしくは小雨、昼食の時間は曇り、その後移動の阿寒バスはもう暗くなっていて外は見えないので土砂降り、宿到着時は雨が上がり、翌日のウオーキングはお天気、夜は露天風呂で星空を眺める>  ってのでいかがでしょうか?」とお尋ねすると、

「はいっ! それでお願いします」

では、そのスケジュールでいってみましょ~う!!

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こんにちは~ 北海道。








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いや~!! 暑いわ、釧路!!

おまけに空港から駅に向かう釧路バスの冷房、ぜんぜん効かない。車中2人とも暑さにあえぐ。
なまじ冷房らしき風をモワモワと送っているので、窓を開けることもできず。
どうなっちゃってんですか~?


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釧路駅到着。外に降り立つと日差しは厳しいが、風は爽やかだった。
しかしこの陽気、あまり北海道感がありません。

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羽田からの飛行機が少々遅れてお昼を食べる時間がなくなり、駅で調達。

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新妻ちゃんがゲットしたのは
<イワシと炙りサンマのお寿司>。


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あ! うまそ~

「おいしいですよぉ~」


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私が調達したのはパン屋レフボンの
<トーストカツサンド> 280円也。
うまい~


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と、これも駅のお握り屋で売っていたイカの天ぷら 90円也。

うまい~


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花咲線はクーラー付いていないので、窓を大きく開けた。
風が激しく入ってくるので、髪がバサバサに。
あとで見回したらこんなに大きく開けたのは私たち2人だけだった。

でも気持ちいい!
電車に乗って窓の風に吹かれるのって、本当に久しぶり。


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海だ~

厚岸海岸。


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午後2時、牡蠣で有名な厚岸(あっけし)駅到着。

ふふふっ   今夜は牡蠣三昧よ!


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駅から歩いて20秒ほどのところにある<ホテル五味>が本日のお宿。
ここは1泊。


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明日、明後日と泊まる宿がきっとセンベイ布団だろうな、と思ったので
バス・トイレ付きツインベッドルームにしたんですけどね……

ちょっと失敗だったかも。
小さい部屋で風が通らず、かつ!

くそ暑いのにクーラーがないのでありました!
そもそもクーラーは必要のない土地なのだ。

和室にするべきだったか……


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扇風機ブンブンさせても暑い!

厚岸でこんなに暑いのはかなり異常気象なんでしょうね。
例年もうサンマが水揚げされて港も賑わう時季なのに、今年は全然獲れないんですって。


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晩ご飯が6時からで時間があるので、散歩です。

まず海のほうに。


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日傘持っていって正解でした。

いやはや暑いわ~~~


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あの橋までって、ちょっと遠そうね。




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倉庫はガラーンとしてました。

これからサンマとかでいっぱいになる予定なのでしょうね。


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橋までかなりあるわね、とか言いながらもほかに行くようなところもないし、
橋まで行ってみるかね~

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                         「そうだそうだ~」  「いけいけ~」


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赤いけどまあふつーの橋よ。脇に歩道もある。

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白と黒で仲良く休んでます。

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橋の向こうにも漁船がたくさん繋留されていた。

真ん中まで行って引き返す。

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帰る途中にあった漁業協同組合のお土産売り場の牡蠣。
厚岸の牡蠣は真夏でもOK。

そしていちばんおいしいのは春なんですってさ。

LLサイズの大きな牡蠣でも160円。やっぱりお安いわね~



売り場の端に電子レンジと椅子・テーブルが置いてあり、ここで買った牡蠣を
レンジで蒸し焼きにして食べられる。
私たちの前でカップルが、大きそうなのを選んでもらって1人3~4個お皿に載せてもらい、
2人で千円札でお釣り貰ってました!

食べたいけど夕食が控えているから我慢。


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ほかにめぼしい観光スポットは高台にある<コンキリエ>という建物だそうで、期待せずに行ってみる。

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もう夕方だから人がいないのかもしれないが、絶望的につまらないところで、
月並みな土産物店、安くもなくとりわけおいしそうでもないレストランや、もう閉まっている喫茶店、
暑くて意味不明の展望ルーム(外のほうが涼しくて眺めがいい)、侘しげな小型水族室、などがある。


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外に出て歩きだしたら新妻ちゃんが看板を指さし、
「あー!  カンポだー!」 

<コンキリエ>評判の悪いカンポ系統でした。そしてなぜか看板のそばに郵便ポストがあるのよ。

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ここからは線路の向こう側に<ホテル五味>があるので、細い跨橋を渡る。

その向こうに、海が見える。


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ちょうど根室行きの電車が到着した。


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厚岸、降りる人が何人かいる(全然いないところも多いからね)、けっこう賑わった駅なのだ。


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<コンキリエ>ねえ…  いつまで持つかねえ… 
もう売りに出されているのかもね…

というか、買い手がつかないのかもね。








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さて、夕食は食事処で。

ここのお料理は評判良く、なんだかすごいボリュームが出されるようなので、いちばん安いビジネスプランにしたのでしたが……

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                                噂にたがわず、すごいです!

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サンマが不漁で夕食に出ないのでは、と思っていたのですが、
ピカピカ光るサンマのお刺身。


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上に半身、下に半身で1本いました!

「一味唐辛子をちょっとふるとおいしいですよ」
あ、そうですか~! 
そしてテーブルには
長野の<八幡屋礒五郎>の一味が置いてあった!


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大きなカキフライ。私、カキフライ好き~!

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初物のサンマ。
まだそんなに脂はのっていないが、しばらくぶりの焼きサンマ。

年間を通じて、もしかしたら私は初めてかも。


       

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2人ともサッポロクラシックの生ビールをいただきました。

おかずがいろいろ出てくるので、私は全部飲めませんでしたが。      


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牡蠣鍋です。
素晴らしく大きな牡蠣がゴロゴロ4個も。

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いや~ 火が通っても縮まずにプリップリです。
牡蠣以外も、入っていたお豆腐が、大豆の香りがしてとてもおいしかった。

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厚岸産のアサリ。あれこれ食べるのに夢中で火が通り過ぎ、身が小さくなってしまった…
残念。しかしお汁はかすかにニンニクが効いてすごく美味。


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ツブもシッコシコで臭みなし。そして柔らか。

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酢牡蠣2個。
「あ~ おなかいっぱいね~ これでもう今年は牡蠣食べなくていい」
「おいしいですよねぇ。だけどこれ以上食べられないかも」

とそのとき!


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「焼き牡蠣です。熱いのでお気をつけて」

あーーー!! どうしよう!!

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どうもこうもない! 食べるっきゃない!!

おいしい…けど、おなか苦しい…… って言ってたら!

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「花咲ガニの味噌汁をお持ちしました」

ああ……

新妻ちゃんはご飯は食べられなかった。

私はビールを残し、ご飯をちょっと戴いた。

サンマ2本、牡蠣10個、その他もろもろ、がんばりました!
ご馳走さま!

これで1泊8,400円は安い!!です。







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夜は外気が下がったけど、部屋の中は蒸し暑く、寝苦しい夜だった。

ありがたいことに……

朝はちゃんとおなかがすきます。そして気温は24℃くらいまで下がりました。

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これからカヌーなので、しっかり食べておかないと。

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昆布を練り込んだ春雨みたいなもの。酢のものでさっぱりといただける。

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お味噌汁にたくさん入っている海苔も、なかなかいいお味でした。










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さて、カヌーは前回お願いした<ナヌーク>さんに屈斜路から出張してもらい、
別寒辺牛湿原1日コース・お昼付きです。

<ホテル五味>に9時45分に迎えに来てくれました。そこから川に向かう。

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例によって一家総出。

あれ? 今日はウイークデーなのに、長男もいる。
「きみは保育園、お休みしてきたの?」って聞いたら
お母さんが「保育園、やめちゃったんです」

あらま!  順応しなかったのかしらん……


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カヌー出発地点は蚊が多い。
飢えたのがエライ勢いでまとわりつく。

熊も結構出るらしい。ガイドさんは熊よけスプレー持参、そして万が一の時のために
熊突き棒みたいなものをカヌーに持ち込む。

ここで私1人になった時間があって、手を振りまわして蚊を追い払いながら佇んでいたら、
目の前を鷲の類が、音もなくふわりと横切っていった。

その自身の大きさをじつに優雅に扱う姿には、いつ見てもうっとりするものがある。






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鶴とか白鳥のバサバサ感がないのである。



えっ? カヌー1艘??  あれ?私たち漕がないの??

弁当とかお茶とか積み込んで……

はにゃ~? パドルも1本? 私たちパドルもなし??

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「はい、それでは乗ってください」と言われて、
奥さんと子供たちに見送られ……

えーーー?! 乗るだけ? これってたんなる川下り見物。

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それでもまあ、初めてのところだし景色はいいんだけど、
私たち、もろカヌー漕ぎをしたかったの、別寒辺牛湿原で。

なんかお互い、齟齬が生じたみたいですね。

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<ナヌーク>さん=自分でカヌーを漕ぎましょう というガイドさん、と思い込んでいた私たち。
2度目なので説明省いてしまってOK と思い込んでしまったような<ナヌーク>さん。

ちょっと残念な川下りとなってしまった。





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岸辺に残る大きな足跡を見てガイドさんが
「熊ですね、あれは。まだ新しい」

ええ~っ! でも本物をちょっと見てみたい気も… しないでもない。

曇天から小雨に、しかし上陸してお昼のお握りを戴いたときは雨は降らず、
再度川を下ったときに小雨がパラパラ。
でも防水はしっかりやってるので問題なし。風も吹かずにその問題もなし。

水の上から眺める湿原はたいへん興味深い。





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ちょっと雨脚が強くなったが、私はなんだか雨に打たれるのが嬉しかった。
東京はしばらく雨が降らず、雨の粒が防水のジャケットに当たる感覚が、すごく新鮮であった。

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花咲線の古びた橋げたの下をくぐる。

真上に線路…  不思議な眺めだ。





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植物たちは日々、変化しているのだろう。

浮島のような湿原も、時々刻々と形を変えていっているに違いない。

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小さなものから、大きなもの、微小な藻から葦や水生植物、そのあいだに生え始めた若い木々、魚、たくさんの鳥たち、熊や鹿、キツネやそのほかの動物たち……

湿原というこの場所の、ダイナミズムを皮膚で感じられる、そんな場所であった。


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別寒辺牛湿原。
カヌーを降りて厚岸駅に送ってもらう時には、雨はどしゃぶりとなった。

駅前に着くと小ぶりとなり、ナヌーク一家に手を振って別れを告げ
釧路駅に向かう。








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さて、釧路駅から阿寒バスに乗り込み、暮れてきた釧路空港をまた通るのが
ちょっとしゃくにさわるけど、仕方ない。

この交通手段しかないのだ。

雨雨降れ降れ、もおっと降れ~ 明日は天気になるように~




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真っ暗な国道を雨のため遅れたらしいバスは、すごい勢いでぶっ飛ばし、
窓の外の暗闇に時々<鹿注意>の光る標識が現れては消え、また現れ……

背後にいた新妻ちゃんが
「あっ! 鹿!!」と叫び、運転手が鋭く警笛を鳴らし
私はこのまま漆黒の中を異次元に連れて行かれるんじゃないか、というような気分になった。


ポツポツと灯りが見えだし、やがてホテルが現れ、コンビニ見え、

「終点です。阿寒湖温泉バスターミナル、終点です。お忘れ物ありませんよう」

午後7時20分。雨上がりであった。













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