(2008年10月19日 日帰り入浴 500円)
Cご夫妻に、ニセコの奥のほうにある新見温泉に連れて行ってもらいました。
なんでも親族間でトラブルがあって、以前ここにあった宿の大きなお風呂は取り壊され、
その結果、いまでは2軒の旅館が建っているのだそうで。
当時の写真を見ると、大きな露天風呂に子どもも含めて大勢の人たちが笑顔で入っていた。
いい風呂場だったようで、残念である。
血がつながっている人たちは、一度関係に亀裂が生じると、仲直りするきっかけを見つけるのが難しいんでしょうね。
内湯は小さいので入りません。
館内の蛇口からも温泉が。
混浴。
入り口は男女別。
女性用脱衣所には、体に巻く布あり。
ドアを開けると……
入り口方向。ドア2カ所。
やや熱め。しかし露天の底がヌラヌラで歩くのが危ない。
どこを歩いてもヌルヌル…… これはお掃除いつやったのでしょうか……
なんか露天風呂として造った、というより、大きな洗い場かなんかとして造ったような感じです。
景色イマイチね~ 外なんで気持ちいいですけどね~
おいしいキノコづくしの料理が出るそうですが、
すぐ飽きそうな風呂だし、
私は泊まりたい感じではありませんでした。
日帰り入浴でお湯の感想を述べるのは暴挙に思えるのでしませんが、
湯治客が多いみたいで、きっといいお湯なんでしょう。
2軒並んで、建っている宿。
屋根の色も、なんだかびみょー ……
そんな人間の争いやら営みとは関係なく、
この自然のただなかで、時が過ぎ、
また今年も、もうじき冬がやってくるのだ。
見上げると白樺が葉を落とし、細い枝が風に優しく揺らいでいた。
厳しい冬に備えて、生えている1本1本の植物たちは
それぞれに準備を始めていた。
地面の近くの葉は薄いのに、
中心の葉はまるでフリースのようにふかふかと厚くて、
細かい毛におおわれている。
人間の確執なんて……
こんな大自然のなかでは……
考えてみれば、ちっちゃなことだよね。
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