茶内 宿坊 樺のん

(2010年6月2日 2人泊 @7,800円)


新妻ちゃんからメールが来た。
「電車1本遅れました。ギリです」
その後
「新宿駅に7時半到着です。先に行っててください!」

私たちは7時半出発のリムジンバスに乗ろうとしていたのである。
でもゆとりを持っていたので、次のバスでも大丈夫よ、
そうメールで返して、バス停の発券・乗客係りのおにいさんに、予約したけれど次のバスにする旨を伝え、
のんびりバス停に佇んでいた。

7時半、おにいさんは運転手に申し送りなどしてそろそろドアが閉まるか、と。

そのとき私の携帯が鳴り、悲鳴のような新妻ちゃんの声が。
「もうすぐ着きまーす!」  ええーっ!!

あわてておにいさんに
「ちょちょちょっと待ってください! いまもう1人来て、2人このバスに乗りますから!!」

そして巨大なバッグを揺らしながら、猛然と地下道から階段を駆け上ってくる小柄な新妻ちゃんの姿が…

こうして私たちは7時半発のバスに乗れたのであった。
空席を見つけてやっと席に着く新妻。
若い女の子が汗を拭いてあえいでいる風情見て、隣の席のおじさんだってさ、全然いやな顔はしないわ。

若いって素晴らし~い!




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釧路市内の全日空ホテルの和食料理の店は、安くておいしいランチを出す。
なによりあまり人がおらず、落ち着いて食べられるのがよい。

あら!以前よりメニューが減っていて、そして1200円のランチの内容がちょっとダウンしたようだ。
それでもリーズナブルでご飯もおいしかった。


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デザートも付く。
柚子のシャーベットは、ここが北海道じゃなくて四万十川のホテルなんじゃないかと思えるほど、香りも味もしっかり柚子。






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今回の旅は、釧路駅から花咲線(根室本線)に乗って、茶内にある宿に泊まり、翌日浜中にある牧場に行って道産子の乗馬をするのね。


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林と笹やぶを通って海に出て、道産子のお馬さんに海岸線を歩いてもらうの。半日、5時間コース。初心者なんだけどさ。

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のっけから5時間は無謀かな、と思うし、
新妻も「半日コース、だいじょうぶでしょうかぁ」って言うし、
電話して聞いてみたの。そしたら
「小学生を含めご家族で乗ったりしますから、大丈夫」って言われて… その気になった。


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というか…
わたしゃこれが最後のチャンスかも、って、どうしてもそういう発想になっちまうのよ。

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新妻ちゃんはまだまだ先があるけどさ、わたしはさ~ ……





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おととい、宿から電話があった。奥さんが入院してしまったので、頼んでいた宿の車での観光ツアーができなくなった、と。

「え?入院? どうされたんですか?」
以前からあった腰痛がひどくなって病院に連れていったら、即、緊急入院となったしまったのだと。
椎間板ヘルニア。

観光ツアーは地元のタクシーを頼むからよしとして、食事の支度とかどうするの?
そしたら、いつも自分が食事を作っているので、宿泊は差し支えがないんですと。
「車で日帰り入浴施設にお連れするのもできなくなったのですが、泊まっていただくのは大丈夫です」


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いや~ 大変ですね~ 
でもとくに行きたい日帰り入浴施設でもないし、そんなのはいいから泊まれるなら泊まります。

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で、その代わり地元のタクシーを予約して2時間ほど回ってもらった。

霧多布岬。すごい風景です。

とにかくいつでも霧がかかっているらしい。
この日はそれほどでもなく、風がなく、眼下に穏やかな海が広がる。


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カモメが啼いて低く飛ぶ。
あちこちとまって休んでる。

私たち以外ひとけがない。
グレーの空の下で黄色いタンポポが咲きだし、北海道にも遅い春がやって来たのね。


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「なんか匂いますよ~ なんの匂い?」と新妻ちゃん。

よくわからん、草の匂い?


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<樺のん(かばのん)>って
まだ小さなお子さんがいる、若いご夫婦がやっている宿のようである。

奥さんが入院って…
子供の世話と、宿の宿泊の準備や清掃、食事の買い物や支度…

うーん、男手ひとつでよくやるねえ…

そういえば、いちばん初めに新妻ちゃんを3泊4日の北海道旅行に誘うとき、ちょっとためらった。
だってその間、オットはどうするの?

そしたら、会社勤めのオットは帰りが遅いし、夜は外食でも平気.、コンビニ弁当でも文句言わないらしい。
あー そうなんだ。最近のオットはツマだけで旅行しても全然OKなのね。

いいよね~

大昔の映画で「終着駅」ってのがあってさ、
ジェニファ・ジョーンズの人妻と若きモンゴメリー・クリフトが
ローマのターミナルステーションを舞台に道ならぬ恋に落ちるのよ。
「オットと別れて僕と一緒に行こう!」って言うモンティをじっと見て人妻のジェニファが
「やっぱりだめだわ…  あの人、私がいないと靴下も探せないんですもの」って言うんだよ~!!

靴下なんざ自分で探せ~!!って、それ観てそのときそうとうムカッとしたんだけど。

結果的には、そして比喩的にいえば、私は亡きパートナーの靴下を探し続ける日々であったわね。


いや、そりゃそれでいいのよ、わたしゃ自主的にやってたんだから。

なんとなく北海道の人は、かなり年の男性でも奥さんの代わりになんでもやっちゃう人が多いみたいで、ちょっと羨ましいような気がしなくもない。


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カモメの卵? カラスに突つかれたようである。





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町でただ1軒のタクシー会社ではこれまた夫婦で車を運転して働いてる。
奥さんが観光案内をしてくれた。霧多布湿原の木道。

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茶色い毛に被われた、コゴミの親分みたいな植物。

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タクシー会社の奥さんが「この辺は7月になると、一面に白いワタスゲで覆われるんですよ」
そうこう話をしていて、ワタスゲは花ではないことが分かった。あれはタンポポの綿毛のようなもので
花が咲き終わると茎が伸びて、先端の花の部分が白い種子の綿毛になるらしい。

「いま、ワタスゲの花は咲いているんです」
「どれが花なの?」

これだって! いや~ 小さな、じみーな花でした。
子孫を増やそうとして、種を風に乗せようと努力する結果、あのように一面の白いフワフワになるらしい。

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木道の突き当りは川である。
まだ緑の時季は遠いようだ。静かである。鳥が啼いている。
いったいどこで啼いているのか私たちには見当もつかない。

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次に連れていってもらったエコセンターの窓から。

遠く、広く、かなたに海が見える。
日によってはタンチョウやワシ類もすぐそばまで飛来するらしい。





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エコセンターに置かれた巨大な松ぼっくり。


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エコセンターの天井から吊るされた16~17mにも成長する昆布。


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昆布のぐるぐる巻き。





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そして今夜の宿、樺のんへ。


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宿の背後には湿原と川が、前面の道を越えると海が見えるらしい。霧が晴れていれば。
そんなラッキーな日は、1年で何日もないんだそうな。

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とってもクリーンな部屋。まだ寒いのでストーブをつけてくれてある。

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もちろん、禁煙。  この白さですものね~


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夕方になって、ますます霧が出てくる。
海のほうから、押し寄せてくる感じがはっきりとわかるのだ。


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体にまとわりつくように。

気が付くとじっとりと体が冷えているのだった。






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電話で予約する時に
「蟹を1人に1杯お出しします」と言われて
「えー… 蟹…」(私も新妻も、蟹をむくのが嫌いなのである)
「お嫌いですか?」

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「いや~ 食べるのは好き。でも丸ごと出されても… むくのが嫌い。とくに花咲蟹はトゲがあるし」
「あ、私が食べやすいように、全部さばきますから」
「ぜひ!お願いします!!」

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トゲトゲの花咲蟹を、ご主人は器用にハサミで切り分けて、
大変食べやすくしてくれた。この日は4人いたので4杯。

おかげでたいへんきれいに食べられたの。そしておなかいっぱいです。サッポロクラシックビールも飲んだし。

「もうごはん食べられないからいいです」と言ったら

「蟹ごはんなんですけど…」   あちゃ! 最初に言ってくれ~!


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「少しでいいです」って言って、小さなボウルに入れてくれたのを
詰め込んだわ~!! 必死!! とろろ昆布のお吸い物で。


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腹ごなしにお外でタバコ。

あれ? さっきより寒くないわ。
空を見上げた新妻「あ? なんか晴れて星が見えてきましたよぉ」

ほんとだ!

しばらく見上げていると、どんどん晴れていき、やがて満天の星が…

動く気配がないとテラスのライトが自動的に消える。
私たちは道路まで歩いて行き、街灯のない道の端で夜空を見上げた。

「この間ハワイ島で見た星空は星が多すぎました。このくらいがいいですねぇ。きれいですねぇ」

首が痛くなるまで見上げて、ため息をついたの。ラッキー!
このあとまた霧が夜空を覆ってしまったのだ。  これってタバコすう人間だけの幸運なのよ。






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朝もたいへん涼しく、そして深い霧だった。


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宿の裏手のほうに歩いていくと、霧の向こうに川が見えた。

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植物たちはきっと、太陽の光を浴びるときを心待ちにしているのだろう。

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宿の前のバス停は、最近できたらしい。
この宿の小学生のお兄ちゃんが、バスに乗って小学校に通うのである。

「行ってらっしゃ~い!」

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さて、本日道産子に乗る私たちも、ちゃんと朝ご飯を食べねば!

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パンはトースターに自分で入れる。

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昨夜、朝食は半分くらいの量で、とお願いしたのだ。夜食べ過ぎたから。
それでもボリュームがあるお皿が出てきた。

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パスタにからめてあるソースがホワイトソースかと思ったら、これがジャガイモのソースで
ジャガイモの香りとなめらかな舌触りで、おいしかった。

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パンもほんわか、優しい味だった。バターたっぷり付けていただく。


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下の妹はまだ保育園。
お父さんに髪をまとめてもらって、8時50分に私たちも同乗した車で保育園に。

兄妹仲良く素直に大らかに育っているようで、もうじき運動会なんだそうな。
運動会は地元の人がみんな集まって、合同でやるんだって。

晴れるといいね~

子供たちを地域で大事にしているのだろう、とてもきれいな保育園だった。
年によって園児の数が違うらしい、5人だったり8人だったりと。

宿のご主人は釧路の方で、ここに越してきて宿を建てたときには、
保育園の名前の前に<へき地>とあって驚いたんですって。いまは違う名前になったが。

そういえば糠平温泉を歩いていて、あそこにも廃園になったらしい<へき地糠平保育所>の建物があったけど。
そんなに自虐的にならなくてもね…






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9時過ぎに<浜中フレンドリー牧場>に到着。
曇っているけどそんなに寒くなく、それにちゃんと着込んで準備してきた。
私はそれなりに考えて、新妻ちゃんに事前に伝えたのだ。
膝の内側が摺れないようにジーパンは避けて、膝にサポーターをしたほうが、と。


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牧場には17頭の馬がいるらしい。


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そのなかから、今日新妻ちゃんが乗る<まりもちゃん>。
メス、人間だとアラフォーですって。やや太め。お尻ふっくら。

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浜中フレンドリー牧場のおじさんはかなりラフな人みたいで、新妻が乗る段階になって
「あれ! クツワしてなかった! おじさ~ん!(と、そばにいるおじいさんに呼びかけて)
まりもにクツワ! クツワして!」

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私が乗ったのは、人間だとアラサーのメスの<若葉ちゃん>。
柔らかい大きな耳、ゴワゴワしたたて髪。

1人ずつ、柵の中で乗り方、降り方、姿勢や手綱の持ち方、足で馬の横腹を軽く蹴る「キャクを入れる」進め方、右回り、左回り、ストップ、など習った後にいよいよ外に。
おじさんを先頭に、2番目に私が乗った若葉ちゃん、最後に新妻が乗ったまりもちゃんで、いざ出発!

おじさん「馬は集団で行動するの、ちゃんとおじさんの乗ったオス馬の後に1列で付いてくるから大丈夫」
と言った矢先に、新妻が乗ったまりもちゃんが強引に若葉ちゃんを押しのけ
おじさんの馬のお尻にくっつこうと割り込む。
おじいさんが傍に来てまりもちゃんの手綱を引いて抑えるが、若葉ちゃんの後ろにいかずに若葉ちゃんと並んでしまう。

おじさんは「若葉の手綱、尻尾に繋いじゃって!」とおじいさんに言うと
「あいよ」っと、おじさんの乗ったオス馬の尻尾と若葉ちゃんの手綱をしばってしまった。

これでまりもちゃんは絶対に間に割って入れなくなり、
つつがなく1列縦隊で道路を渡り笹やぶの馬の通り道をポクポクと歩きだす。
ときとして若葉ちゃんが遅れると、おじさんが乗るオス馬の尻尾と若葉ちゃんの手綱がピーンと張ってしまい、
いや!たいへーん!痛そう! で、私は慌てて軽くキャクを入れて若葉ちゃんをせかせた。
よく見るとこのオス馬の尻尾は、たぶんいつもこうやっているためだろう、下半分がすりきれちゃって毛が半分くらいになっているのであった。

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笹やぶを抜けると小道が開け、馬たちはいっせいに下を向いて新緑の草をはみだす。
おいしいんだろうねえ… ジューシーで。脇目もふらずに食べ続ける。

「いつもここで休ませてるからさ、ここで草食べるのを覚えてるんだ。食べさせといていいからね」
とおじさんは言い、尻尾で繋がれた若葉ちゃんもやっと解放されて、すごい勢いで食べるのだった。

再び進もうとすると、まりもちゃんが言うことをきかない。
新妻ちゃん、まりもちゃんの手綱を持って歩きながら「私、こうやって歩いて海まで行きます」と言いだして
おじさんは「えーっ! 海までかなりあるよ」
私は内心(これはもう諦めて、ここで帰ったほうが無難かな… )と思う。

スムーズにいかない馬どものために再び休憩となり、そして… ヤブ蚊が襲ってくる。
若葉ちゃんは猛然と草を食べながら耳をパタパタさせ、頭を激しく振る。
私も片手を激しく振って追い払うが顔を2カ所刺される。陽気が良くなったらたぶん悲惨な状況になる場所だろう。

「さて、そろそろ行くか~」とおじさんが言い、
オス馬が先頭に立って進みだすと、すかさずまりもちゃんがその後に付く。
「あ、もうこの順でいいから~」とおじさんは叫ぶ。

あれ? 若葉ちゃんが進まない。
前方からこちらを振り返ったおじさん「キャク入れて!キャク!」

私は強めに何回かキャクを入れ、やっとノロノロと若葉ちゃんは前に進みだした。
そして、止まった。  

ピタッと。

おじさんはこちらを振り返り「キャク入れて!キャク!」
そう、私はさっきから結構激しくキャク入れてるんですよ。でもね…

ピタッと。  固まってる、若葉ちゃん。

そして次の瞬間驚くべきことに、私がなんのサインも送っていないのに、若葉ちゃんは後ずさりしたのである。
1歩… 2歩… 3歩…    4歩…     ピタッ。

そのときの馬の動きとその感じを、私は一生忘れないだろう。
その筋肉の動き、鞍から伝わってくる馬の温かさ、ゆったりとした揺れ、そして静止した後の、微動だにしない静寂感。

ピタッ。

「後ずさりを止める方法」というのを教えてもらっていない私はなすすべなく、
もはやキャクを入れることは諦め、降りて手綱を引くべきかどうか迷った。

前方の2人は、こっちを振り返って見ている。
そのとき、一抹の不安がよぎった。
「若葉ちゃん… も…もしかして… 眠っているんじゃあないのかえ?」

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前方から馬を降りておじさんがこっちに駆け寄って来た。
落ちている枯れ木の枝を折り取ると、若葉ちゃんの背後に回り
「わかばあ! さっさと歩けー!」

パシーッ とお尻に枯れ枝を当てられ 
「キャッ!」とは言わなかったがそんな感じで若葉ちゃんはテケテケ歩き出し、
こうしてまた再びの行進が始まった。


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しかし、まりもちゃんとの距離はなぜかかなりあいていて、私はときどきキャクを入れて間を詰めようとするのだがその距離は全然ちぢまらないのであった。


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海に出ると、全然違った風景が広がり、潮の香りとカモメの鳴き声、道産子の背に揺られながら波打ち際を進んでいくのはとても楽しい経験だった。

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おじいさんが車を回してくれていて、私と新妻ちゃんはコンビニで買っておいたお握りを食べ
馬たちはまた土手の草をせっせと食べだした。

この時点で3時間弱、それも初めての乗馬をした私たちのお尻とお股は、
かなり酷使されていたんだと思う。

30分ほどの休憩の後、帰りのコースに。

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帰りはちょっと慣れてきて、風景を味わうゆとりもでてくる。

「今日は風がなくて穏やかでよかったね~。風があるとダメなんだよ、晴れていても。こんな穏やかなのも珍しいよ」とおじさん。

アウトドアはすべて小雨OK、小雪OK、風が最大の難になるようだ。
明日のカヌーも、風がないといいな~


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オジロワシは曇った日に多く見かけるそうで、この日は5~6羽、砂浜に等間隔にいた。
時間があったら、そのハンティングぶりを、砂浜に座って眺めていたいと思った。

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馬たちは、帰りは一生懸命歩く。 「おうちに帰れる!」

草があっても、あまり首を下に向けない。 「おうちに帰る!帰る!」



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新緑のカラマツが美しかった。
たぶん強い風のために丈が低くなったカラマツの林の中を、幻想的な柔らかな緑に彩られた木々の中を進むのは、なんと素晴らしいことだろう。



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牧場に帰った馬たちは、自らすすんで柵の定位置に着き、柵にあごを載せていた。

「いやはや疲れた~」

たぶん今日は仕事はしたくなかったのだ。遊んでる馬もいるんだし。
なんで私が!っていう気持ちだったんじゃないだろうか、若葉ちゃん。

ありがとね~ お疲れさまね~


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若葉ちゃんの瞼は…  半分垂れ下がっていたのだった。


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馬と別れを惜しみつつ、車で浜中の駅まで送ってもらう。

とそのとき私は、料金を払っていないことに気づいた!

おじさんも私たちもすっかり忘れていたのだ!
なんてラフなおじさん。

私と新妻ちゃんは慌てて財布を出して、むき出しで1万円札1枚、千円札3枚をそれぞれおじさんに渡したのであった。






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そのときはまだ、お尻とお股のダメージはそんなに自覚しなかった。
もちろん、正味4時間半の初めての乗馬ですもの、筋肉痛はあったしこれはきっと何日かするとつらいかなって思ったけど。

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けっこうその後つらかったの~!
年だし…

新妻ちゃんはやっぱり早く回復したらしいけど。

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だから帰ってから何日かして新妻ちゃんに会ったときに
「また乗りましょう!」って言われても(もう、私には無理ね。いい経験だった)って思ったのね。







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お尻の打撲&お股の筋肉痛が5日目でやっと治って…
家にいるとき何となくパントンチェアにまたがったの。

あら? これ、まったく乗馬と同じ感触よ?

お尻の当たり具合も股の開き具合も。またがってちょっと暫く検証してみたの。

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恐るべし ヴェルナー・パントン!

ここまで極めたフォルムはもちろん座るためにあるんだけど
この究極のデザインは、乗馬のイメージをも再現してくれたのです!

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最近、私はパントンチェアにまたがりながら

「次はサラブレッドかアラブね」 などと考えてる自分が…  ちょっと怖い。










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